2025年、奈良国立博物館が開館130周年を迎えたことを記念して開催されている特別展、「超 国宝―祈りのかがやき―」に行ってきました!
本展は、日本全国から集められた国宝級の美術品が一堂に会する、日本美術史上でも屈指の豪華な展覧会です。
- 🔶 百済観音立像(法隆寺蔵)
- 🔶 七支刀(石上神宮蔵)
- 🔶 吉祥天像(薬師寺蔵)
- 🔶 その他の展示品や会場の雰囲気
- 🔶 音声ガイドは岡田准一さん!
- 🔶 お土産・グッズも充実!すみっコぐらしとコラボも
- 🔶 まとめ:歴史と祈りを感じる、日本美術の頂点に触れる展覧会
🔶 百済観音立像(法隆寺蔵)
まず最初に目を奪われたのが、法隆寺所蔵の「百済観音立像」。
飛鳥時代(7世紀)の仏像で、すらりとしたシルエットがとても印象的でした。高さは約1.78mとかなり大きく、遠くからでもその存在感に圧倒されます。
表情は柔らかく、どこか慈しみに満ちたまなざしがあり、思わずじっと見つめてしまいました。まさに「祈りのかがやき」というテーマにふさわしい一体です。
🔶 七支刀(石上神宮蔵)
次に感動したのが、石上神宮が所蔵する「七支刀」。
日本と朝鮮半島の交流を示す歴史的な鉄剣で、中央の刀身から左右に枝刃が突き出ており、非常に独特な形状をしています。
実際に見ると、その荘厳さに鳥肌が立ちました。剣に刻まれた金象嵌の銘文も間近で確認でき、当時の外交や信仰のあり方に思いを馳せました。
🔶 吉祥天像(薬師寺蔵)
そして、薬師寺の「吉祥天像」も展示されていました!
極彩色の美しい女神像で、まるで極楽浄土にいるかのような雰囲気。展示室では、特別に本物がご開帳されており、その神々しい姿に心が洗われました。
🔶 その他の展示品や会場の雰囲気
この他にも、天平時代の仏具や平安時代の密教美術、鎌倉仏などが多数展示されています。
会場は照明が落とされ、まるで寺院の中にいるような厳かな空気感。静けさの中で、ひとつひとつの作品と丁寧に向き合える空間が作られていました。
🔶 音声ガイドは岡田准一さん!
音声ガイド(有料)は、なんと俳優の岡田准一さんが担当。落ち着いた語り口で、仏像や神宝の由来や意味を深く解説してくれます。
学芸員さんとの「裏話」トークもあり、作品の見方がより深まりました。
🔶 お土産・グッズも充実!すみっコぐらしとコラボも
ミュージアムショップでは、「百済観音」や「七支刀」をモチーフにしたグッズが多数販売されていました。
注目は「すみっコぐらし」とのコラボぬいぐるみ!可愛いキャラクターたちが仏像に扮した限定アイテムは、売り切れ必至です。
🔶 まとめ:歴史と祈りを感じる、日本美術の頂点に触れる展覧会
『超 国宝―祈りのかがやき―』は、日本人の信仰と芸術の結晶ともいえる展覧会でした。
国宝にこれほど多く出会える機会はめったにありません。仏教美術や神道文化に興味のある方は、絶対に行く価値ありです!
会期は2025年6月15日(日)まで。 ぜひ奈良国立博物館で、日本文化の奥深さを体感してください。
奈良国立博物館公式サイト
https://www.narahaku.go.jp/