日々是好日~日常の出来事と時事ネタ~

日常の出来事や、時事ニュースに関する私の考えなどを気ままに綴ったブログです。

紙面の向こう側:新聞奨学生の思い出②不安と期待からのはじまり

高校を卒業後、予備校を探しました。新聞奨学生だと授業料が安くなる予備校もありましたが、家から30分の距離にある2校は割引がなく、学校法人ではないため通学定期が買えず、通勤定期を購入する必要がありました。

当時CMでよく見かけた予備校を選びました。自宅から約1時間かかりましたが、自分のレベルに合ったコースがあり、割引もあったので申し込みました。

予備校への入学が決まり、研修の日程と配属先の店舗も決まりました。この頃は不安と期待でいっぱいでした。家庭の事情で進学を諦めかけていたので、予備校に入学し、他の学校にも進学できるという希望が持てました。

新聞配達を続けるのは大変だと感じていましたが、「どうにかなるだろう」と楽観的に考えていました。

そして研修の日がやってきました。約40名が新聞社に集合し、1時間ほど大型バスで移動しました。到着したのは研修センターのような施設で、宿泊施設や体育館、グラウンドがありました。

ここで2泊3日を過ごし、新聞奨学生の仕事内容などを学びました。

参加者は全国各地から集まっており、初めて会う出身地の人が多く、新鮮な感覚でした。異文化交流のようで楽しかったです。研修中は適度な緊張感がありましたが、特に辛いことはありませんでした。

研修が終わり、新聞社に戻りました。ここからは配属先の店長との対面です。初対面を終え、店長の車で店舗に移動しました。同じ店舗に配属された男子大学生も同乗しました。 途中、彼の住所変更の手続きのため市役所に立ち寄りました。彼は山陰地方出身で、18年間地元を離れたことがなかったそうです。新しい土地に来る覚悟をしたのだろうと思いました。

店舗に到着後、従業員に挨拶をしました。奨学生もいました。当時、専業員が3名、奨学生が6名ほどいました。奨学生は全員店が借りているアパートに住んでおり、自宅から通うのは私だけでした。みんな県外出身者でした。 ちょうど15時前だったので、みんな夕刊配達の準備をしていました。早速、バイクに新聞を積み込むのを手伝いました。

不安と期待と緊張が入り混じった妙な気分のまま初日が終わりました。その後、家に帰り、しばらく待機して初出勤の日を待つことになりました。